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軽小説をできるだけ読んでみる!

lnjud.exblog.jp

このブログは、単なる一高校生が身の程をわきまえながらも、買った(読んだ)ラノベのレビューでも書いて行く(予定の)ブログです。

1巻評点:9点
2巻評点:8点
3巻評点:7点
4巻評点:10点
5巻評点:8点

合計評点:9点

 久しぶりの投稿ですね。いやー、6月に買いたいラノベがほんと少なかったです。その分、今月はかなり買うと思いますので (現時点で今月5巻買う予定) 、楽しみに待っていただけると喜ばしい限りです。

 さて、今回5巻が発売されたということで、早速5巻の内容及びレビューも後半に書いていこうかなと考えています。

 この作品は、角川主催のライトノベルニューウェーブの一つとして数えられているもののひとつです。(他には、『大奥のサクラ』 『ストライク・ザ・ブラッド』 『デート・ア・ライブ』等)

 1巻発売当初は、とりわけ大きな宣伝があったというわけではなく、タイトルで敬遠されている感覚が強かったのですが、レビューや口コミなどでの評価がとても高く、3巻発売辺りでは、すでに緊急重版がされていました。

まさに、実力のある作品ですね。

 世界観

 色々と伏線とかが入ってるので、説明しづらいですね・・・。

 地球とは別の世界、『箱庭』というところが舞台です。

 『箱庭』には神・悪魔・精霊・幻種など、様々な神話に出てくる怪物がひしめき合っていて、まさになんでもあり!彼らはそれぞれ能力を持ち (この世界では『ギフト』と呼ばれています) 、それを用いて争ったりしているのです!

 もちろん防衛手段として、能力を持っている者などが集まってコミュニティを作り、相手からの攻撃を防いだりしているのです。まるでゲームのような世界ですね。

 物語説明

 ちょっとお待ちを、疲れました・・・
# by lightnovels_jud | 2012-06-30 19:33 | 角川スニーカー文庫
評点:7点

「だから―その考え方が非科学的だって言うんだッ!」

 結構、今月の電撃文庫の刊行から、日にちが開いてしまいましたね。申し訳ありません。

 今回買ったのは、「神と奴隷の誕生構文」と「スメラギガタリ」で知られている宇野朴人先生が書く戦記モノ「天鏡のアルデラミン」です。

 同日に発売された蒼山サグ先生の「天使の3P!」と、どっちを買うか迷ったのですが、レビューを書いている方が少ないこちらの方を買ってみました。別にロリに興味はありませんよ?

 さて、この作品。どうやらアスキーからの「押し」が少ない作品のようでして、今月の電撃文庫で唯一ゲーマーズで特典がなかったのです。ゲマズ住民としてはちょっと残念ですね。せめてブロマイドとかつけても・・・・・・

 ま、まぁ、本は中身が重要ですよね(焦)。では、早速世界観を。

 世界観

 宗教国家であるカトヴァーナ帝国(形がとってもインドに似ている)。軍人崇拝主義が深く根付いているこの国は、カトヴァーナ帝国から独立を果たし、最近は積極的に科学を取り入れ始めたキオカ共和国と、カトヴァーナ帝国東部を巡って、戦争をしていた。しかし、帝国は劣勢を強いられていた・・・・・・・。

 物語説明

 ヤトリシノ・イグゼムは、旧軍閥の名家イグゼム家出身で、文武両道で赤毛が特徴的な美少女の17歳。彼女は名家の長女として、軍の高等士官試験を主席合格を目論んでいた。

しかし、いくら文武両道のヤトリシノとはいえ、主席合格は厳しいものがある。そこで、彼女は学校で『怠け者』と有名で幼なじみであるイクタ・ソロークにある取引を持ちかけ、主席合格を目指していた。

その取引とは、『自分を主席で合格させる代わりに、イクタを帝立図書館の職員にさせる』こと。帝立と名のつく仕事の職員になれば、国が滅びるまで、安定した高収入をのぞめる職業なのだ。

もちろんその取引に乗ったイクタは、ヤトリシノと試験を受ける為に船で帝都に向かう途中、事故で船が沈没し、辛くも乗った救出船も波に流されてしまった。そして船が陸につくと、そこはキオカ共和国の領土内だったのだ!

どうする!イクタ!

 感想

 帯に「その怠け者の少年が、のちに名将と呼ばれるとは―誰も予想してなかった・・・・・・!」と書いてありますが、主人公であるイクタは、怠け者というよりも、非常に効率の良い生き方をしている人間です。まぁ、怠け者であるのは、確かかもしれませんが。

若干17歳で、イクタはその頭脳で自分の行動の根本的なものである『哲学』を作り出しています。彼の生き方は、「科学」を「哲学」として捉え、具現化したもので、この世界では非常にイレギュラーで認められることはない生き方です。

それ故に、その生き方を認めた人はイクタの師である『科学者』アナライ・カーンしかおらず、世間的には、怠け者として見られるのです。

しかし、科学はどうして発展したのか。この問いは、彼の中でしっかりと出ています。作品でももっとも重要なファクターとなり得るものの為、問いの答えは書きませんが、彼の生き方は、現代にも十分通用するのではないかと思います。

さて、『ねじ巻き精霊戦記』とタイトルに書いてありますが、まだこの世界では『科学』は生まれたばかりです。つまりは、ねじ巻き精霊なんて1巻に出てきてません。精霊もそこまで1巻には関わってきてません。まぁ、伏線なのでしょうが、これぐらいはバラしていいでしょう。

個人的には9点でもいいんですが、1巻で続きもの補正で-1、精霊がいまいち活躍してないことで-1になっています。オススメできるラノベとしては申し分ないでしょう。気になった方は、是非読んでみることを薦めます!

皆さん。今回のレビューはどうだったでしょうか?参考になったのなら嬉しい限りです。今後とも、自分のレビューをお願いします。
# by lightnovels_jud | 2012-06-20 21:41 | 電撃文庫
1巻評点:8点
2巻評点:9点
3巻評点:8点
合計評点:8点

「愛している! 君を愛している! ずっと、ずっとだ――君だけを愛している!」


 6月1日に3巻が発売されたので、それなら一気に1巻~3巻を評価してみよう!ということで、初レビューとなる記念すべき第1弾は、「大奥のサクラ」です!

 この作品は、今を駆け抜く売れっ子作家・日日日(あきら)先生(代表作:狂乱家族日記(ファミ通文庫)・ささみさん@がんばらない(小学館ガガガ文庫))と、
ハイスクールD×D(富士見ファンタジア文庫)と織田信奈の野望(GA文庫)のそれぞれレーベルを支えている作品2つのイラストを担当している絵師・みやま零(ぜろ)先生との大型コラボであり、
非常に期待の持てる作品です。

 世界観

戦国時代の終焉である関ヶ原の合戦で、歴史を捻じ曲げるほどの力を持つ『時空間爆弾』が投入され、豊臣側が勝利し、
豊臣幕府での政治が行われている『現代』。武士というものはいなくなり、日本人は平和ボケしていた。

 が、豊臣が使用した『時空間爆弾』が遺した後遺症は色濃く残っており、『凍てついた霧(イノセントゲージ)』と呼ばれる異国との交流を絶つ霧や、未だに人間の遺伝子に副作用や悪影響などを与えていた。

 その副作用として、遺伝子組み換えによる異能力を持つ子供が生まれるようになっていたのだった。

 元来精力が強かった豊臣家の家系は、その異能力を持つ子供の中でも女の子、特に美少女を集めた。
 その選ばれた全国の美少女に、少女たちの持つ異能で殺し合いをさせ、その中で勝った序列上位のものと将軍がまぐわうことを許された制度を『大奥』と決めたのだ(正確には大奥内序列1~5位には将軍とまぐわうことを義務としている)。

 大奥は大阪城の中に存在しており、その中は原則として男子禁制で、外とは強化ガラスで完全に隔たれていて、見物者は強化ガラスの外から観戦して、気に入った娘に貢物をしていた。

そう、大奥は現在国内で唯一武装が認められた美少女達が毎日殺し合いを行っているところだったのだ。

(世界観わかりづらー・・・まぁ、最後の文だけ見ても、ほとんど理解できる思います。細かなことは買ってから自分で確認してみてください。)

 物語説明

主人公である豊臣秀影は豊臣家出身だが、とある事情で征夷大将軍正統後継者ではなく、幕府の管轄の『腐肉食堂(ハゲタカ)』で『鴉』として仕事に励んでいた。

 そんな中、ある日腐肉食堂の室長から大奥の監査を命じられ、大奥に赴いた秀影は驚きの光景を目にする。それはなんと、秀影がまだ正当後継者であったころに、婚約の誓いをした『さくら』が、『百足姫』として大奥で殺し合いをしている姿だった!


 ここまで長々と内容説明をしてきましたが、この作品を端的に言うと「現代大奥もの」です。

 一作品としては非常に設定や世界観が練られていて、不明瞭な点(伏線を除く)や設定の不一致がなく、一度設定を覚えてしまえば軽快に読めることができます。

シナリオも読者をハラハラドキドキさせ、最後までどのように終わるのかが全く分かりません。

 ただ、近年のライトノベルとしてはかなりグロテスクで、そういうものに弱い方は避けた方がいいかもしれません。この点で自分は評価を下げています。
(自分としてはまったく問題ないんですが、皆さんが読むレビューを目指しているので、こういう結果です。)

 特に帯には気をつけてくださいね!「学園は恋と青春のハーレム!」とか謳ってますけど、まるっきり違いますよ!(そしてときどき殺し合い)の部分に注目してください!

 さて、イラスト面に関してはエロゲンガーとして有名だったみやま先生なので、特に口絵はとても可愛く、また臨場感のある挿絵など、絵買いでも十分価値があるライトノベルではないでしょうか。

1巻は既に重版が出ていて、人気の作品であることは間違いなしです!

 皆さんもこの際に買ってみてはいかがでしょうか?



※タイトルの書き方を変更させていただきます。【作者】タイトル【絵師】になり、カテゴリーでレーベルが分かる ようにします。今後ともよろしくお願いします。
# by lightnovels_jud | 2012-06-11 20:32 | 角川スニーカー文庫
最初に

このブログは、作品を侮辱・中傷・批判するものでは決してありません。

タイトルの見方

【文庫名】 作品の題名 【作者名】

詳細記事の見方

最初に、管理人が勝手につけた10点満点評価の結果を、作品の概要・あらすじ(裏表紙に書いてあるもの)と共に表示します。

その後に、管理人が思った(あくまで)個人的な感想を、極力ネタバレなしに書いていきたいと思っています。(多少は本編の内容を語ります。でないと、本編に触れないととても説明しにくい内容も出てくると思いますので。)

誤字脱字・文脈の間違いに関しては、コメントで書いていただければと思います。そうしてもらったら、以後気をつけるように努めていきますので・・・。

最後に

管理人のレビューに関しては、「へ~、こんな風に思ってる人もいるんだ~。」程度に見ていただけると、管理人的にも気が楽です。

また、管理人は全く分からずにブログを始めたので、これから学んでいくと思いますが、それまでの多少の不便は大目に見てもらえるとありがたいです。
また、ラノベ以外のレビューを書くときもあると思いますので、そのような記事も読んでみてもらえると管理人が喜びます。

次回からは、本格的にレビューを書いていきたいと思いますので、お楽しみに・・・・・?・・・!
# by lightnovels_jud | 2012-06-09 00:57

by ( のっぺら )